メインメニュー
広告エリア
湖南商会 横浜管財 バナー広告募集中

『マルタカ』の事例メモ その20-石材補修・再生-

石材ドクター・杉本治郎『マルタカ』の事例メモ
その20 -石材補修・再生-

物件名 : 岡山のスーパー『マルナカ』
石材材質 : テラゾタイル
目的 : 色違いの色あわせ、シミ抜き、欠け補修
使用薬剤 : 着色剤
使用器具 : サンダー、研磨砥石
作業概要 :
1: テラゾタイルの色合わせ
 着色剤が他のタイルの縁に乗ると見苦しくなるため、塗る石だけテーピングして、他に着色剤がはみ出さないようにする。その後、一気に着色剤をウエスなどで塗布していく。
 この現場の場合は、色の濃淡だけの話であり、黒くするためには黒の着色剤を薄くして塗布。白くする場合は、白色の着色剤で色合わせを施した(もちろん事前のテストは不可欠です)。
2: 欠け補修
 欠け補修箇所が無数にあり、石の合わせ目や縁欠けに対して、ひとつずつ処理する時間が無かった。
 そのため、テープを石の縁に貼り、一気にアケミを塗布して10箇所くらいずつ埋めて行く方法をとり、その後に研磨砥石を使用して表面の凸凹を研磨した。

 

エピソード :  2日間で100㎡ほど手直しをして作業終了。
 帰り際に相手先の監督から「まだ続けて直して欲しい」と要請された。しかし、当初の約束は2日間であり、とりあえず一旦作業終了として、再度の要請に応じて、後日、5日間ほど費やして欠けの補修を行った。
 2,000㎡という広大な現場であり、相手先の人と話をして、出入り口付近を集中的に直して事無きを得るという結果となった。


作業前

作業後


この記事をソーシャルブックマークへ登録する: はてブ Yahoo!ブックマーク twitter

ページ先頭に戻る