ビルメンテナンスフェアTOKYO2022 取材レポート
7月14日木曜日、東京都立産業貿易センター浜松町館にて『ビルメンテナンスフェアTOKYO2022』が開催されました。
昨今のコロナ禍の影響による来場者数の減少はあまり感じられず、感染予防対策が講じられている中で活気ある賑わいを見せておりました。
今回の展示物で注目されるべきコンテンツは、「リモート化」「一部AI化による作業効率の向上」であったように筆者は感じました。
ロボット型清掃機をはじめ、個室トイレの在室時間や清掃状況、トイレットペーパーの消耗状況をスマートフォン等の携帯端末に転送する技術や、
ごみ箱にセンサーを設置し、収集状況をモニタリングできるシステムなど、様々な取り組みが試作されていました。
人件費のコスト増加に加えて安定した人員確保が困難になりつつある今だからこそ、身近になったスマートフォンや電子機器を用いた作業が
再注目されています。
清掃業務と切っても切れない関係になり始めた『感染症予防』。各社でも様々な商品が出展されていました。
参加者の中には熱心に出展品を拝見する姿もあり、感染症予防対策を含めた作業というものが新たなスタンダードになるかもしれません。